大型自動二輪免許(大型バイク免許)

大型自動二輪免許(大型バイク免許)で運転できるバイクは?

大型自動二輪免許にはMT(マニュアル車)免許とAT(オートマチック車)免許があります。

MT免許の場合には、排気量が400ccを超える大型自動二輪車を運転することができ、AT免許の場合には400ccを超え650ccまでのAT車を運転することができます。

大型自動二輪免許を取得するには教習所に通うのが早道です。原動機付自転車の運転免許を取得する場合には短時間の教習で可能できますが、大型自動二輪車の場合には長時間の教習が必要です。

教習所での時限数

教習所では、学科と技能の教習を受けます。その時限数は、すでに取得している免許の区分によって異なります。

取得している免許 時限数
免許なし・原付 学科26時限、技能36時限
普通免許(AT含む) 学科1時限、技能31時限
普通二輪免許 学科なし、技能12時限
小型二輪免許 学科なし、技能20時限

短期間で免許を取得したい場合には、合宿免許がおすすめです。

大型自動二輪車を購入するときの費用

免許を取得した後は、バイクの購入です。バイクを購入するときに必要な費用は、バイクの代金の他に、自賠責保険料・登録手数料・名義変更手数料・納車費用・任意保険料など、さまざまな諸経費が必要です。

またバイクの運転時に必要なヘルメットやグローブなども購入することになりますので、その分の費用も考慮しておく必要があります。

大型自動二輪免許(大型バイク免許)の取得方法

大型自動二輪免許を取得する条件は、満18歳以上で視力や聴力などの適性検査が一定の基準に満たしていれば取得できます。

取得方法は、教習所を利用する方法と、試験場などで直接試験を受ける方法があります。

教習所を利用する方法は、保有している免許によって学科講習時間や技能講習時間は異なりますが、規定の時間の講習を受け、卒業検定に合格すると教習所の卒業となり、卒業証明書が交付されます。

次に、運転免許試験場で学科試験や適性検査を行い、合格すると大型自動二輪免許が交付されます。

直接試験を受ける方法は、運転免許試験場で学科試験や適性検査に合格した後、技能試験を受けて合格し、応急救護講習などを受けると大型自動二輪免許が交付されます。