初心者運転の期間は?

初心運転者とは?

現在の日本では原付・普通二輪は16歳以上、普通自動車であれば18歳以上になると免許を取ることができます。取り方は、自動車学校で基礎を習い、免許センターで試験を受けるのが一般的です。

晴れて試験に合格すると免許を取ることができますが、免許を取りたての人のことを「初心運転者」と言います。

初心者運転の期間は?

免許を取得してすぐは初心者運転期間となります。これは免許を取得して1年間で、自動車でいうと初心者マークを付けないといけない期間です。

基本は1年間なのですが、1年以内に上位の免許を取得した場合は、前の初心者運転期間はなくなり、上位の免許を取得してからまた1年間が初心者運転期間となります。

例えば、原付を取って半年後に普通二輪を取ると、原付の初心者運転期間が終了し、普通二輪を取得してから1年が初心者運転期間となります。

若葉マーク

初心運転者期間は、車の前後に「初心運転者標識」、いわゆる「若葉マーク」や「初心者マーク」と言われるステッカーを自動車の前後に取り付けて、初心者であることを示します。

初心者運転期間中に、若葉マークを付けて運転していなければ、初心運転者標識表示義務違反となります。

自動車教習所で仮免許を取得したときには、公道を走っても、教官が助手席に乗車してくれるので、どこかで頼れるという安心感があります。

初めて一人で車に乗るときは、すべてを一人で判断して運転するために、緊張する人が多いと思います。運転に慣れた人から見れば、初心者は指示器の出し方が遅かったり、ブレーキを踏むタイミングが遅かったり、路線の変更がスムーズでなかったり、ひやひやした走りをしていることも多いでしょう。

スムーズな車の流れをつくるためには、若葉マークを見えるところに貼って、初心者であることを周りの車に理解してもらい安全運転を心がけるのがよいでしょう。

初心者運転講習とは?

初心者運転講習とは、自動車や自動二輪そして原付の免許取得後、原則として1年のうちに3点以上の交通違反があった場合に受ける講習です。

その内容としては自動車運転の基礎知識に関する講義や適性検査、そして運転実習とテストが行われます。運転実習は、校内と路上の両方が実施されます。自動車の初心者運転講習の所要時間は、7時間となっています。

初心者運転講習を受講することで再試験を受ける必要はなくなり、現在の運転免許が失効することなく有効期限終了まで使用できます。