大型特殊免許は、シャベルカーやロードローラー、クレーン車などの特殊な大型車を行動で走らせる際に必要な運転免許です。
特殊な大型車両とは国土交通大臣の指定する構造のカタピラを有する自動車、または特殊な構造を有する自動車と定義されています。
大型特殊免許は、大型特殊車両で公道を走る際に必要な免許です。敷地内で運転する場合には必要ありません。ただし作業を行う場合は、フォークリフト免許など、作業や使う車両ごとに別々の資格が必要になります。その際は厚生労働省に認可された登録教習機関で講習を受け、それを修了する必要があります。
あくまで公道を走ることが出来るようになる免許である点を注意しておく必要があります。
大型特殊免許の取得方法は大きく分けて2つあります。一つ目の取得方法は、指定された自動車教習所に通い技能卒業検定に合格する方法です。二つ目は、運転免許試験場で技能試験を直接受験し合格する方法です。いずれの取得方法でも最終的には運転免許試験場で学科試験を受け、それに合格することが条件になります。
指定自動車教習所に通って免許を取得する場合、三か月以内にすべての教習を終了する必要があります。普通自動車の場合の九か月よりもかなり短いことを覚えておく必要があります。
大型特殊免許も、普通自動車免許と変わりなく、満18歳から取得することができます。教習学校に通う際、普通自動車免許を持っていると教習時間が短くなります。
大型特殊自動車の教習をしている自動車教習所は、数はそう多くありません。というのも、大型車で教習ができるコースや教習車をそろえるなど環境を整える必要があるからです。そのために、教習所に通うには遠いということもあるでしょう。そのようなときには、合宿免許を利用されるとよいでしょう。
合宿免許では、自動車教習所の近くに宿泊しながら、短期集中で免許の取得を目指します。普通車免許や中型8t限定免許をお持ちの方向けに大型特殊免許とともに、大型自動車免許、けん引免許の教習も同時に行なえるプランもあります。仕事の幅を広げるためにも短期で複数の免許の教習が受けられるのはお得です。
合宿免許のことなら、免許の窓口にお気軽にご相談ください。大型特殊免許の教習ができる合宿免許をご紹介しております。