大型免許の取得も合宿で

大型免許の取得方法

車両総重量11t以上で、最大積載量6.5t以上、または乗車定員30人以上の車両のことを大型車両と言います。このなかのいずれか一つでも該当する車を運転するときには、大型自動車免許が必要になります。

大型免許を取得するためには、満21歳以上で普通免許・中型免許・大型特殊免許を取得してからの期間が通算3年以上たっている必要があります。一般的に大型免許を取得する際は、指定自動車教習所へ通い技能卒業検定に合格する事で免許を取得しますが、運転免許試験場で技能試験を直接受験する方法もあります。指定自動車教習所では視力・聴力検査など適性検査をはじめ、技能や学科講習、敷地内での運転試験を経て修了検定などを行います。

大型免許のなかでも、定員30名以上の観光バスや路線バスなど、お客さんを乗せた大型車両を運転するためには大型第二種免許が必要になります。

大型二種免許の教習を受けられる自動車教習所に通い、技能卒業検定に合格すれば、運転免許試験場で適応検査を受けるだけで免許は交付されます。

大型免許の教習所

大型免許を取得するには、指定自動車教習所で知識や技能を学び、試験に合格して免許の交付を受けるのが一般的な方法です。

ところが、大型車両で教習できるコースを持っていなかったり、大型車両を使って近隣で路上教習をするには厳しい環境の自動車教習所もあり、実際に通学で大型免許のための教習をしているところは少ないのが実情です。首都圏では、普通自動車教習所の10分の1程度の学校数のようです。教習所の数が少ない分、入校制限があったり、通うことが難しかったりすることもあります。

大型自動車第一種免許の教習をやっていても、第二種免許の教習をしていない自動車教習所もあります。

また、教習所の費用は、現在持っている免許の種類や、大型以外の免許を一緒に取得する場合など、条件により変わってきますし、もちろん教習所によっても違いますので、免許の窓口までお気軽にご相談ください。

合宿免許で大型免許を取得

普通免許と同じように合宿免許で大型免許も取得できます。大型免許の教習をしている自動車教習所の数は、普通免許を取得するための教習所ほど多くはありません。そのために、大型免許を通学で免許を取得するにも、教習所が遠くて通うのが大変な場合があります。大型免許は仕事や収入に直結するために人気の免許なので、教習を受けたい人が多く、思うように教習を受講することができないこともあるようです。そのようなときには、合宿免許がおすすめです。

現在お持ちの免許と、取得される免許の種類にもよりますが、大型免許の教習を最短9日で終了できる教習所もあります。トラックやダンプカーなどの大型一種やバスなどの大型二種を単独で取ることもできますし、クレーンなどを公道で走らせる大型特殊やけん引免許など、複数の免許を同時に取得できる教習所もあります。料金は宿泊代・食事など全て込みの値段になっているところが多いので、余分な料金がかかりにくく安心です。合宿の途中の自由時間には、周辺を観光することもできますし、観光がプランに入っている合宿免許もあります。

大型免許を合宿で取得するなら、免許の窓口にご相談ください。