合宿免許とは

合宿免許は、1975年頃にその産声を上げました。当時、首都圏の教習所はどこも大変な混雑状況で、技能教習を予約をするのに朝の6時頃から並んだり、また卒業するまでに4ヶ月もかかるのは当たり前の状況でした。

そのような混雑状態を尻目に、地方の教習所では少し収容人員に余裕があったので、そこに目を付け、首都圏のお客様を呼び、出来る限り早く卒業でき、宿泊や食事等の料金をセットにしたプランを作りました。これが合宿免許のスタートです。

但し、スタート当初は良い事ばかりではありませんでした。
例えば、宿泊施設一つとってもタコ部屋状態で、お世辞にも評判が良いとは言えない状況が長らく続きました。しかし、合宿免許を実施している教習所も独自性を発揮し、他社と差別化を図ろうと、
清潔で設備が整った自社寮の建設や、お客様に教習しやすい靴をプレゼントするというような様々な独自の特典等を付けて、現在ではどこも大変な好評を博しております。