普通自動二輪免許(中型バイク免許)

普通自動二輪免許(中型バイク免許)で運転できるバイクは?

普通自動二輪免許は16歳から取得できる二輪免許の事を指し、オートマチック限定(免許証にはAT限定と記載)とマニュアル車も乗れる免許の二種類に分かれています。

オートマチック限定の免許では、ビッグスクーターと呼ばれる主に125cc~400ccまでの二輪車に乗れます。ビッグスクーターは、座席下に荷物を積んでツーリングをするのに向いています。

マニュアル車も運転できる免許では、ビッグスクーターに加えて、ギア変速を自分で行うネイキッドタイプの車両に乗る事が出来ます。ギア変速を自分で行うバイクは、バイク本来の風を切るといった楽しい走りが可能となります。

普通自動二輪免許教習を受ける人は、どのようなバイクに乗りたいかをすでに決めていることでしょう。自分が乗りたいバイクは、どのような免許が必要なのか、あらかじめ調べておくためにも、バイクメーカーにカタログを取り寄せたりガイド本を買ったりしておくと良いでしょう。

普通自動二輪免許(中型バイク免許)の取得方法

普通自動二輪免許を取得するには満16歳以上であること、片目で0.3以上・両眼で0.7以上の視力があること(眼鏡・コンタクトレンズの使用は可です)、赤・黄・青を色別できること、聴力が10mの距離で90dbの警音機の音が聞こえることなどが条件となっています。

そして教習所では、まず最初に倒れたバイクが起こせるか、安全な取り回しができるかなどの事前審査が行われます。その審査を通ったら1段階と2段階がある学科教習と技能教習を受けますが、自動車の大型・中型・普通免許をすでに取得している場合は免除となる教習もあります。

その後卒業検定を受けて合格したら免許試験を受けに行き、その試験に合格したら普通自動二輪免許が取得できます。免許試験では適性検査や学科試験そして教習所で卒業検定を受けていない人には技能検定が行われますが、四輪免許を取得している人は学科試験が免除となります。

教習所に通う場合、自宅や職場の近くの教習所に通うという方法と、合宿免許に参加するという方法があります。

通学の場合、仕事や学業の合間に教習所に通うので、免許の取得まで時間がかかることがあります。合宿免許の場合は、決められて日数で教習が終わるようにカリキュラムが組まれていますので、計画的に免許を取得する人に向いています。

さらに、普通自動車免許と一緒に普通自動二輪免許を取得する教習プランのある学校もあるので、免許の窓口までお気軽にご相談ください。

また、教習所に通わず、試験場へ直接行って試験を受ける一発試験、一発免許と言われる方法で免許を取得する方法もあります。ただ一発免許という方法は、難度が高く、言葉通りに一発で合格できる人は少ないと言われています。初めて普通自動二輪免許を取得を目指される方は、教習所のご利用がおすすめです。