オートマ免許で運転できる自動車と免許取得方法

オートマ免許で運転できる自動車は?

オートマ免許とは、日本の自動車運転免許においてオートマチック車に限り運転できる免許のことで、オートマチック限定免許の通称です。

普通自動車にはオートマ車(AT車)とマニュアル車(MT車)とがあります。運転免許証は、オートマ免許とそうでないものがあります。

オートマ免許を持っている人は、文字通りオートマ車しか運転することができませんので、かなり限定されているように思われるかもしれませんが、現在の普通自動車のほとんどがオートマ車なので安心してください。

オートマ車でないマニュアル車としては、軽トラやトラックなどがあります。これらの自動車もオートマ仕様のものは生産されています。したがってオートマ免許だと特別に不便なことがあるということはありません。

しかし、いつマニュアル車を運転する機会が訪れるか分からないので、マニュアル免許を取得しておくに越したことは無いでしょう。

オートマ免許の取得方法

自動車教習所でオートマ免許を取得する場合は技能教習や学科教習を受け、修了検定と仮学科試験に合格し、仮免許をまずは取得しなければいけません。技能教習はマニュアル車に比べて時限が少ないです。仮免許を取得した後は路上教習を受け、卒業検定に合格すると、合格証明書がもらえます。

次に、この合格証明書を持って公安試験場に行きます。そこで受ける学科試験で90点以上を取ることができれば合格となり、オートマ免許を取得することができます。また、自動車教習所に通うより合宿免許に参加する方が費用は安くすみ、短期間で免許を取得することが可能となります。

自動車学校に入校するときに、オートマ限定を選択して、専用の教習を受けることになります。オートマ限定ですと、技能教習の時限が少ない分、マニュアル車の免許とくらべ取得の期間が短くなり、また、費用も安く抑えられる傾向があります。

合宿免許でも同様に、費用が安く、期間もマニュアル車と比べて数日短く設定されています。